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夏の現場で暑さ対策。空調服はもう古い!これからは水冷の時代?

夏の現場で暑さ対策。空調服はもう古い!これからは空冷ではなく水冷の時代?

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建設現場の熱中症対策

夏の現場は地獄と言っていいほどの暑さです。数年前まで事務職をしていた私にとって一番厳しい季節です。私が建設業に転職した年に最初に自分用に買ったアイテムが空調服でした。大昔に気化熱という概念がない時代の空調服しか知りませんでしたが、転職時に購入したバートルの空調服は想像以上に涼しくなるアイテムでした。

欠点としてはバッテリーの連続運転時間の短さと汗を気化させるということで匂いの点でした。汗の匂いに関しては避けて通れないので冷感アップも兼ねて制汗スプレーの併用をおススメします。

しかし年々暑くなり劣悪な労働環境の建設現場では力不足を感じる人も多いのか2年前に私が購入した時には13Vが最大の出力だったのに19Vバッテリーまで登場しました。しかし根本的にはバッテリー問題と熱風が吹くような現場での根本解決は不可能です。

空冷ではなく水冷の時代?

私の最新の夏対策は

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保冷剤を内蔵できるベストを着てから空調服を着るというのが快適です。
空調服の中にエアコンの冷たい風を循環しているようで非常に快適でした。冷気が空調服内をまわるのでバッテリーの出力も抑えることができ10時間以上空調服のファンを回しつづけることが可能です。しかし当然ながら15時を過ぎたぐらいには保冷材も溶けてしまうので冷たさも半減ですが、その時間からなら空調服をMAX出力で動かしても作業終わりまでファンを回し続けることができます。欠点としては出張で泊まったホテルに冷凍庫がなければ使えない点でしょうか…

そんな決定を克服するアイテムがこれです。これは俗にいう水冷服というものです。

COOLING VEST 公式サイト https://chusan-workwear.com/product/icw001/

仕組みは簡単で背中にある収納部分に150mlの水と凍ったペットボトル、もしくは氷を入れておくことで冷たい冷水が背中や脇を循環することになります。

凍ったペットボトルは夏場であればコンビニで簡単に購入することができ、溶けたら水分補給に飲むことができます。氷の場合、最近では休憩室に熱中症対策用に氷を置いているところも多いのでお手軽に手に入ります。

これは背面になりますが、黒いチューブが通っているのが良く分かります。背中の収納部分に凍ったペットボトルや氷を入れることでそこを経由した10度以下の水が体に密着することで涼しく過ごすことができます。

今回、私はコーナンプロで購入しましたがネットではもっと低価格で類似の商品が存在します。おそらくはどの商品を購入したとしても使っているポンプや配管チューブ、バッテリーに関しても大差はないと思われます。

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運転に使用するバッテリーは空調服に比べて、あまり電力を使わないようで、容量的にはかなり少ない3350mAhのものが主流です。冷却という点では氷に依存しているので当然と言えば当然かもしれません。

私が購入したのは上記の商品になりますが、わたしはかなり体格がいい方なので上で紹介しいた脇無しタイプにしておけばよかったと思っています。小柄な人なら問題はないですが大柄な人には脇ありタイプは窮屈に感じるかもしれません。しかし体格に合うのならぴったりと密着する分だけ冷感はアップします。

まとめ

ここで紹介した水冷服ですが、空調服と違って水と電気だけの単体運用はできません。あくまでも凍ったペットボトル、氷、保冷剤といった補助アイテムが必要になります。しかし空調服と違って気化熱を利用するわけではないので本当の意味での冷感アイテムになります。

使い方としては

●現場に氷があるのなら定期的に補充
●保冷剤を入れて使用する
●凍ったペットボトルを持参もしくは購入

一般的にはこういった使い方ですが、現場で使えるポータブルの冷蔵庫や冷凍庫があれば常に氷を補充することができますし、私の場合は水冷服と空調服を併用しています。

水冷服の氷が健在なうちは空調服の出力を最小限にしても服の中はエアコンの空気が循環しているみたいに快適ですし、氷が解けた後は空調服の出力を全開にすることで快適に作業することができます。

どんどん夏場を快適に過ごせるように作業服は進化をしていますが、
着て歩けるエアコン搭載作業服まで進化するのはいつの日なのか….

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猛暑、酷暑の救世主。熱中症対策は空調服がベスト
約2年前に書いた記事ですが、その頃から比べても熱中症対策の作業服の進化は凄いです。

 

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