最初に

建築業、現場作業が敬遠される理由の一つが暑さではないでしょうか?
エアコンが効いた快適な現代のオフィスとは無関係でエアコンのない風通しの悪い環境での作業は簡単に熱中症を引き起こします。

どんなに現場の作業に慣れた方であっても夏の暑さは嫌でしょうし、油断をしていると簡単に熱中症を引き起こします。
転職した当初には夏の暑さを脅される
転職したのは4月でしたが、協力会社の方に会うたびに
「夏は暑いぞー」
「快適なオフィスと違ってしんどいぞー」
という風に野次られながら夏の暑さを脅されました。警告されました。
そんな彼らは6月くらいから扇風機がついたような服を着ていました。
近年普及してきた空調服
嫌われる仕事にはそれなりの理由があるんですが、やはり夏の暑さは若者が建築業を敬遠する大きな理由の一つです。それこそ宇宙服のように全身を覆うエアコンの効いたスーツが発明されて普及でもしない限りオフィスのような快適な現場作業は不可能です。
しかし近年ではそういった状況を打開する為に空調服という新たな現場での必須アイテムが登場していました。
空調服は服に扇風機※以後ファンと呼称。が付いていて風を服の中に送り込みます。それだけではまり涼しくないんですが、汗をかいているとその汗の気化熱を利用して体を冷やすことになります。イメージ的にはお風呂上がりの濡れた体で扇風機の前に立つと寒いぐらい涼しく感じますがそれと同じ仕組みだと思ってください。
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